石の大きさ 石の重さは約50キロ。路面電車の敷石から切り出した花崗岩です。 |
43〜45cm |
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48〜50cm |
高さ | 幅 | 厚み | 重さ | |
石 | 48〜50cm | 48〜50cm | 10cm | 50kg |
石(フレーム付き) | 115〜125cm | 90〜110cm | 22cm | 80〜150kg |
(個体により重さや大きさは異なります) |
室内用にはフレームに入れた形での展示、屋外ではモニュメントとして加工が施されるなど、それぞれ受諾国のお国柄に合った展示方法がとられています。 また、宗教上の配慮への対応も行っています。 |
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祈りの石(STONE FOR PEACE)は安全です。祈りの石に含まれる残留放射能が 人体に危険を及ぼすものではないことは、広島大学工学部の調査により証明されています。 |
本検査においては、提供された花崗岩敷石について低バックグラウンドゲルマニウム半導体検出器を使用してガンマ線の測定を行い、残留放射能の存在量と人体への影響について検討した。この岩石試料についてガンマ線測定の結果、微量のユーロビウム152が検出され、その放射能は岩石1kgあたり0.34ベクレルであった。(測定日:1991年4月27日)このことは、この石が確かに原爆に被爆した石であることを意味している。
次に、この石に含まれる残留放射能の人体への影響を調べるには石の中に含まれている天然の放射線量と比較する必要がある。この岩石1kgから1m離れた場所でのユーロビウム152からの放射線量は、1998年9月21日において2.7×10-12レントゲン/1時間である。一方、岩石中の天然放射能カリウム40、ウラン系列、トリウム系列からの全放射線量は1.5×10-8レントゲン/1時間である。従って、現在、ユーロビウム152の影響は天然放射能の1/5400以下であり、人体への影響はない。
以上の通り、報告いたします。
広島大学 工学部
教授 静間 清
1998年9月21日