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石のプロフィール
contents peacestone
ひろしま・祈りの石(STONE FOR PEACE) は、人々が願いを込めて、1つひとつに手作業で平和を祈る「観音像」と文字「From Hiroshima」を彫り込んだものです。そのため、大きさや形も少しずつ異なり、一つとして同じものは存在しません。なお、原子爆弾という恐ろしい体験を経たものですが、現在の安全性は証明されています。
石の大きさ 石の大きさ
石の重さは約50キロ。路面電車の敷石から切り出した花崗岩です。

 

 
43〜45cm

48〜50cm

peacestone
  高さ 厚み 重さ
48〜50cm 48〜50cm 10cm 50kg
石(フレーム付き) 115〜125cm 90〜110cm 22cm 80〜150kg
(個体により重さや大きさは異なります)
石の展示方法 室内用にはフレームに入れた形での展示、屋外ではモニュメントとして加工が施されるなど、それぞれ受諾国のお国柄に合った展示方法がとられています。
また、宗教上の配慮への対応も行っています。

石の展示01

石は木枠で梱包され、
大切に現地まで運ばれます。

石の展示02

額縁フレーム展示

石の展示03

屋外モニュメント展示
(アイスランド)

石の展示04

伝統的な祭壇に飾られた
展示(ミャンマー)

石の展示05

屋外モニュメント展示
(ウズベキスタン)

石の展示06

屋外モニュメント展示
(パラオ)

石の展示07

屋外モニュメント展示
(ニカラグア)

石の展示08

屋外モニュメント展示
(エジプト)

石の展示09

屋外モニュメント展示
(カザフスタン)

石の展示10

屋外モニュメント展示
(リトアニア)

石の展示11

屋外モニュメント展示
(ラトビア)

石の展示13

屋外モニュメント展示
(エストニア)

石の展示14

屋内モニュメント展示
(ボスニア)

石の安全性 祈りの石(STONE FOR PEACE)は安全です。祈りの石に含まれる残留放射能が
人体に危険を及ぼすものではないことは、広島大学工学部の調査により証明されています。
広島市内の電車軌道敷石における原爆残留放射能の検査報告

 原爆から53年を経過した今日、被爆の証といえる放射能はほとんど残っていない。現在、最新の放射線検出器を使用してのみ検出される残留放射能は、
  1)原爆中性子により地上の物質中に生成された放射能のなかで、半減期が長いもの
  2)原爆フォールアウト
の2点が考えられる。
  1) については岩石中に生成されたユーロビウム152(半減期13年)および鉄材中に生成されたコバルト60(半減期5年)がある。
  2) については爆心から西に3km以上離れた地域に降下したことが知られているが、広島市内においては影響はなかった。

 本検査においては、提供された花崗岩敷石について低バックグラウンドゲルマニウム半導体検出器を使用してガンマ線の測定を行い、残留放射能の存在量と人体への影響について検討した。この岩石試料についてガンマ線測定の結果、微量のユーロビウム152が検出され、その放射能は岩石1kgあたり0.34ベクレルであった。(測定日:1991年4月27日)このことは、この石が確かに原爆に被爆した石であることを意味している。

 次に、この石に含まれる残留放射能の人体への影響を調べるには石の中に含まれている天然の放射線量と比較する必要がある。この岩石1kgから1m離れた場所でのユーロビウム152からの放射線量は、1998年9月21日において2.7×10-12レントゲン/1時間である。一方、岩石中の天然放射能カリウム40、ウラン系列、トリウム系列からの全放射線量は1.5×10-8レントゲン/1時間である。従って、現在、ユーロビウム152の影響は天然放射能の1/5400以下であり、人体への影響はない。
 以上の通り、報告いたします。

広島大学 工学部
教授  静間 清
1998年9月21日

広島大学からの証明書(原文のまま)
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